なぜ、テストの点数や学歴にこだわり続けるのか?①
町中は塾だらけ。
なんで時代がここまで変わってきているのに、大人たちはテストの点数やよい学歴にこだわりつづけるんだろう?
①経験していないから
「よい学歴があれば幸せになれるなんて幻想だ」
こう言われることは多いのに、行動はそれに基づいていない。
口ではそう言っていても、心の底ではそう思っていないんだろう。
難関大学に合格するために
好きなことを我慢し、
「勉強勉強」に限りある若い時間を費やして、
プレッシャーや苦痛をまぎらわすために自分を洗脳する。
ようやく合格できたとしても、その先は天国パラダイスではなかった…
このようなことを経験してはじめて、
点数や学歴ばかり追い求めることのデメリットを実感できるのかもしれない。
いい大学に合格したことのない人ほどいい大学に憧れを持ち、
自分の人生のうまくいかなさをいい大学に行っていないことのせいにする。
そして、自分の子どもにその夢を託す。
だから何としてでも自分の子どもには「勉強」をさせていい大学に行かせようとする。
暴力、洗脳、虐待という手を使ってでも。
このパターンは多い気がする。
ぼくとぼくの親もこのパターンだった。
「テストの点数やよい大学にこだわっても幸せにはなれませんよ」
「好きなことを我慢して将来のために今を犠牲にし続けても、将来はどうなるかわかりませんよ?明日死ぬかもしれませんよ?そうなったら後悔するでしょう?」
「勉強じゃなく学びを大切にしましょう」
ぼくがこう言い続けても全く伝わらない。
なぜなら人は経験からしか学べないからだ。
ぼくの言っていることをわかってもらうには、
一度勉強して勉強していい大学に合格してみるという経験をするしかないのかもしれない。
テスト、学歴にこだわるわけ②
「それ以外の生き方を知らない」というのがあるだろう。(続く)