Pちゃんブログ

元教員Pちゃんが、主にアドラー心理学的な観点で、生活や人生上の問題に役に立つ考え方を紹介します。

派遣を3か月でクビになった話① 突然キレだす係長

3月ぶりの記事となります。

この3か月の間、僕は派遣の仕事をしておりました。

始め、長期でお願いしたいというお話でしたが、僕はそこで大変理不尽な扱いを受け、3か月でクビになりました。

 

今回の体験を通して知ることができた、世の中の仕組みのうちの一つ「派遣の世界」を大まかにお伝えしたいと思います。(それでも長くなるかも…)

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〈この3か月の間に経験したこと①〉

 

3月末、私は大手の派遣会社に登録し、4月始めから、とある市の官公庁に就業しました。登録時、仕事内容は全く知らされず、全てOJTだと言われました。

私は担当業務を5つ持ち、そのうち2つは引き継ぎがありましたが、大量の内容を一気にまくしたてられ、僕は必死にメモを取り続けました。

教育システムは全く整っておらず、引継ぎ以外は指示もなく放置、昼食時に誰一人会話をしないなど、変だなと思うところはいくつかありましたが、それでも、エラソーな人もおらず、仕事も面白そうだな、いいところに来たな、と思いました。

私は自分から進んで一生懸命仕事を覚え、不明なところは必ず質問して確実に対応、遂行していきました。それがこの組織への貢献だと思っていたのです。

 

しかし、ある日、いつものように質問すると、係長が突然キレ始めました。その時を境に、係長は僕に当たり散らすようになってきました。しかも、指示内容が矛盾していたり、不可能なことを要求したりします。

僕は係長が求めていることがわからなかったので、対話をして考えを知る必要があると思いました。しかし、経験上、この日本には対話のできない人、対話=ケンカとなる場合が多いので派遣会社の人に相談しました。すると、対話を持ちかけてもいいと許可をもらえました。

その一週間後、また係長がお怒りだったので、僕は対話を持ちかけました。係長の思っていることを要約するとこうでした。

係「いちいち質問せずに、自分で考えて、私(係長)の求めていることをわかって行動してほしい」

しかし、決まったマニュアルもなく、係長は機嫌によって、その時によって指示内容も違い、矛盾もしています。私はこう伝えました。

P「私は自分で考えて行動できます。むしろその方が得意です。でも、その場合は係長の思っている通りにはできません。いちいち質問していたのは、それがこの組織への貢献だと思っていたからです。」

すると、係長は

係「なぜですか?」

ときたので、私はこう答えました。

P「私にはテレパシーがないからです。思っておられることは言葉にしていただかないとわかりません。」

係長は「・・・・・・」と黙りました。

P「では、私が自分で考えて行動する、でいいですね?」

と確認すると、

係「考えさせてください。」

ということでした。

しかし、その後もお客さんは来続けるし、事務処理は判断に迫られるので、待つことはできません。そのことを伝えると、

係「わかることは自分で考えて行動して、不明なことは質問してください」

と言われました。

P「え・・?( ゚д゚)ポカーン ということは、今まで通りでいいということですね?」

係「はい。」

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このやり取りの中でも、係長の指示は変化したのがわかると思います。

係長と対話はやはり無理でした。

しかし、矛盾した指示、不可能な要求に対しては、どう行動したらいいのかわからないので、翌日課長にこの話を持ち掛けます。

 

続く